食物アレルギー・・・食は毎日のこと、生きること、なので本当に悩まされますよね。日々の家庭での食事はもちろん、家族で少しお出かけしてお腹がすいたなという時にもプラッとお店に入ることが出来ません。
きっと成長とともに良くなる!と思ったり、もしもこのまま良くならなかったら…年頃になったら可哀そう、ましてや結婚とかも難しくなるのかなと悩んだりとと過ごしておりました。
今現在はある程度改善してきているので、もし今悩まれている方がいましたら少しでも参考になればと思います。食物アレルギー(小麦・魚・ナッツ編)についても書いておりますのでご覧ください。
母乳の頃から卵除去
我が家の息子君(6)娘ちゃん(4)はアトピー&食物アレルギーです。
息子君→卵
娘ちゃん→卵、小麦、魚類、ナッツ
息子くん生後2ヶ月ほどから湿疹がひどくなり私もアトピーなのでアトピーなのだろうと思っておりました。皮膚科が少し遠くてアレルギー科の方が家から近かったので赤ちゃんを連れていくには便利でアレルギー科を受診すると血液検査をすることに。検査をすると卵アレルギーがあると言われました。その日からさっそく母乳から卵がいかないように卵除去の生活が始まりました。卵が含まれる食品が食べれないだなんて!Σ(゚д゚lll)ガーンでしたが我が子のために頑張りました。食物アレルギーとの戦いの火蓋がきって落とされたのです!
非特異的Ige

非特異的Igeを調べることによって、全体的なアレルギーの程度、アレルギー体質かどうかを知ることができます。かかりつけの先生からは基準値は170以下といわれました。
息子君があんまり泣くので注射が可哀そうで、卵除去は続けながらも一歳半と二歳は血液検査をしませんでしたのでその間の記録はないです。非特異的ige値が4歳の時に1000を超えたときはこのまま上がったらどうしようかと思いましたが、その後順調に下がっていきました。
娘ちゃんは、息子君よりスタートの値がかなり高く長丁場を覚悟していましたが、3歳時点では息子君を下回りその後順調に下がってきております。一般的に170以下といわれておりますが、4~6歳だと5.19~111.94という基準もあるようなのでそれを考慮するとまだ高めであるということは認識していこうと気を付けていこうと思います。
卵白・オボムコイド


卵は乳幼児で最も頻度が高く出現するアレルゲンです。特に乳児の食物アレルギーの原因としては6割
以上を占めるそうです。
卵アレルゲンの大部分は卵白に含まれるタンパク成分で、卵黄よりも卵白の方がアレルギーが強く出ます。卵のアレルゲンは加熱により大きく変化し、温度が高いほど高温時間が長いほどアレルギーは起きにくくなります。基準値は0.34以下になります。
加熱することでアレルギーが起きにくくなりますが、卵白に含まれるオボムコイドは、熱や消化酵素の影響を受けにくくアレルギーを起こす性質(アレルゲン活性)を失わない耐熱性卵タンパクなのです。基準値は0.34以下になります。
息子君はここでも4歳の時点で数値が高くなりましたがその後数値が減少していきます。娘ちゃんも成長とともに順調に下がっております。
特異的IgE(シングルアレルゲン)FEIA法(判定基準) | ||
クラス | 特異的IgE抗体価(UA/mL) | 判定 |
0 | 0.35未満 | 陰性 |
1 | 0.35~0.70未満 | 疑陽性 |
2 | 0.70~3.50未満 | 陽性 |
3 | 3.50~17.5未満 | |
4 | 17.5~50.0未満 | |
5 | 50.0~100未満 | |
6 | 100以上 |
しかし、息子君は卵白はクラス3でオボムコイドはクラス2なので長い目で慎重にいきたいと思っております。娘ちゃんはオボムコイドはクラス0になりましたが、卵白はクラス3なのでここもまた成長を期待していきたいと思います。
病院の先生は、この時点で経口摂取も少しずつ進めていきましょうと言って下さったので何度か病院で経口摂取を少量ずつすすめ、家庭でも指導のもとで卵も取り入れておりますが問題はおきておりません。つなぎで使用する程度であれば経口摂取も安心してできるようになりました。食べるものの幅が増え子供たちの嬉しそうな顔をみると私も嬉しくなります。息子君とは息子と初デートでパンケーキまで食べることができました。
娘ちゃんはまだ小麦と魚とナッツが食べることが出来ないですが、6歳になった時に少しでも食べられるものが増えたらと心から願っております。
結論
もちろん、数値が低くてもアレルギーが強く出る子や数値が高いのにアレルギー症状が出ない子もいることは認識しております。
我が家の場合は、除去食を続けながらアレルギーの薬を飲み成長を見守る生活を続けていきました。担当医師の指導により治療内容や回復の度合いや期間やスピードも異なると思います。それを踏まえても子供の成長の力はすごいと感じております。子供は生命力の塊で未知なるパワーを持っている、アレルギーも我が子の個性と思って見守り応援していきたいと思っております。どこかで悩まれている方の少しでも参考になればと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)
コメント